【鬼滅の刃】童磨はなぜ胡蝶しのぶを吸収したのか?その理由に隠された伏線がエグい!

大人気アニメ「鬼滅の刃」。

2025年7月18日(金)には劇場版で無限城編が描かれます。

その中で印象的なのが、柱である胡蝶しのぶが鬼の童磨に吸収されるシーン。

ファンにとっては衝撃を与えたシーンですが、「なんで食べないの?」「吸収ってどういうこと?」と疑問に感じた人もいると思います。

この記事では、童磨がしのぶを食べずに吸収した理由、そしてその裏に隠されたしのぶの計画や伏線を解説していきます。

ぜひ最後まで読んで、あのシーンの意味を知っていきましょう!

目次

【鬼滅の刃】童磨はなぜ胡蝶しのぶを吸収したのか?

上弦の弐である童磨。

柱である胡蝶しのぶを吸収した瞬間は、ファンにとっては衝撃でショッキングだったのではないでしょうか。

その理由について、解説していきます!

食べるのではなく吸収した理由とは?

童磨が胡蝶しのぶを吸収したのは、いくつかの理由が重なっていたからです。

まず大前提として、鬼は人間を食べることで栄養を摂取しています。

しかし童磨は戦闘中に「ゆっくり食べている時間がない」と判断した可能性が高いです。

また、胡蝶しのぶのように体が小さい人間に対して、一気に体内へ取り込んでしまうほうが効率的とも考えたと思われます。

過去にしのぶの姉である胡蝶カナエを殺した童磨。

しかし食べ損ねており、それを悔いていることからも、今回は確実に取り込みたいという本能的な欲求があったと考えられます。

しかしこの吸収は胡蝶しのぶの計画通りであったことが、童磨の誤算でした。

実は、しのぶは童磨に吸収されることを悟っていました。

その理由については後ほど触れていきます!

他の鬼との違いは?童磨だけの特徴

童磨が「吸収」という方法をとったのは、鬼の中でも特別な存在だったからです。

まず、童磨は上弦の弐という鬼の中でも位が高く、身体能力と再生力、そして適応能力がずば抜けて高いことで知られています。

それに加え、童磨は体内に取り込んだものを一瞬で分解・吸収できる能力を持っていました。

実際、しのぶの放った毒も初めはすぐに分解してしまいました。

そしてしのぶが致命傷を負った時点で、もう動けないと判断した童磨は、吸収を選択。

この行動は、他の鬼には真似できない異常さでした。

ユウ

童磨は特に女性を好んで食べ、感情が欠如した鬼と言われています!今回の行動はまさにその性格を表していますよね。

【鬼滅の刃】胡蝶しのぶが童磨に仕掛けた計画と伏線がすごい!

童磨の異常な行動の裏で、しのぶは静かに計画を進めて実行していました。

しのぶの覚悟とその計画に注目して見ていきましょう。

胡蝶しのぶの体に仕込まれた藤の花の毒とは?

しのぶは、童磨との戦いに備えて、自分の体そのものを毒の武器に変えていました。

その毒とは、鬼にとって唯一の弱点である「藤の花の毒」。

しのぶは童磨に勝つため、1年以上かけて藤の花の毒を体内に蓄積し続けていのです。

しかも、注目すべきはその量!

日輪刀を使って打ち込める毒の量が約50ミリとされるのに対し、吸収された時にしのぶの体から取り込まれた毒の量は、なんと致死量の70倍!

目的はただひとつ、「自分が死んででも、童磨にダメージを与えること」。

その覚悟にファンの間でもしのぶの最期が一番泣けると語られる理由となっています。

藤の花の毒は致死量70倍!作戦の全貌

胡蝶しのぶの作戦は、自らを犠牲にしながら童磨の体内に毒を拡散し、弱体化させることでした。

刀では打ち込めないレベルの大量毒を一気に叩き込むという前代未聞の作戦。

しのぶはこの計画を、継子である栗花落カナヲにだけは明かしていました。

「もし私が吸収されたら、童磨の動きが止まる。そこを狙って」

カナヲにはそう伝えていました。

つまりこの作戦は、しのぶが死ぬ前提で立てられた作戦だったのです。

生きて帰ることは考えていなかったしのぶ。

覚悟の深さが胸に刺さりますよね。

ユウ

薬学の知識に長けているしのぶだからこそ、考えられた作戦です。

【鬼滅の刃】胡蝶しのぶと童磨の戦いに隠された真の意味

2人の戦いには姉との約束や想い、そして次の世代へのバトンが込められていました。

姉・胡蝶カナエとの約束がすべての始まり

胡蝶しのぶが童磨に命を懸けて挑んだ理由は、亡き姉・胡蝶カナエの仇を討つためでした。

カナエはかつて童磨に殺され、その最期の姿を見たしのぶは深く傷つきます。

しかしカナエは泣き崩れるしのぶにこう言いました。

「しのぶには笑っていてほしい」

それ以来、しのぶは表向きには笑顔を絶やさず、感情を抑えながらも鬼殺隊として戦い続けます。

しかしその胸の奥では、姉の仇である童磨をいつか倒すという強い執念に燃えていました。

吸収される覚悟まで持っていたのは、「どんな手を使ってでも童磨を倒す」という強い想いの表れ。

そしてこの想いは、姉・カナエとの最後の会話と、妹同然のカナヲへの意思の継承として、深い意味を与えています。

カナヲへ託されたバトン

カナヲにだけは自分の作戦を語っていたしのぶ。

姉・カナエの意志を共に継ぐ存在です。

カナヲにとって、しのぶは命の恩人であり、育ての親のような存在でもありました。

だからこそ、「最後の一撃を託す」という重大な役割を背負わせたのです。

しのぶ自身も、童磨と正面から戦っても勝てるとは思っていなかったため、カナヲとの連携プレーを狙っていました。

そして実際、カナヲは命を懸けた一撃で童磨の頸を断ち切ることに成功します。

しのぶの死は決して無駄ではなく、次の世代へとつながる希望の一手となりました。

ユウ

3姉妹の思いが継がれていく様子に胸が打たれます!

【鬼滅の刃】胡蝶しのぶと童磨の戦い!最期はどうなった?

胡蝶しのぶの毒が体内でじわじわと効き始め、童磨は弱体化を始めました。

そこから始まるのは、カナヲと伊之助による連携攻撃!

童磨の最期は意外な形で訪れることになります。

カナヲと伊之助による連携

しのぶが吸収された直後、童磨の体は内部から溶けていくような感覚に襲われます。

肌がただれ始め、体の再生スピードが追いついていませんでした。

藤の花の毒による効果が現れたところで、栗花落カナヲが動きます。

カナヲは、花の呼吸・終ノ型「彼岸朱眼(ひがんしゅがん)」という強力な技で、童磨へ攻撃。

この技は失明のリスクがあるほど危険でしたが、それでもしのぶの仇を討つために全力を尽くしました。

しかし、頸に到達する直前、童磨の血鬼術によって腕が凍りついてしまいます。

あと一歩、というところで動けなくなったカナヲ。

そこに現れたのが、嘴平伊之助でした。

伊之助はカナヲを助けるように自分の日輪刀を投げ、それがカナヲの刀と一緒に童磨の頸を斬る決め手となります

まさに、しのぶ・カナヲ・伊之助、3人で童磨に勝った瞬間でした。

吸収されたしのぶの毒が決定打になった理由

童磨が倒れた一番の理由は、やはり藤の花の毒が作用したことです。

通常、鬼に対して藤の花の毒を使う場合は、刀や注射を用いて外から打ち込むのが一般的です。

ですが、今回のしのぶの作戦は、鬼の体内に毒そのものを取り込ませるという、内側からの攻撃が行われました。

体重37kgのしのぶが1年以上かけて蓄えた毒は、鬼にとって致死量の70倍以上。

この量を直接取り込まれた童磨の肉体は、どれだけ分解能力が高くても処理が間に合わなかったのです。

そして吸収されたことで、毒が血液や臓器にまで直接いきわたり、回復も再生も追いつかないレベルで侵食されていきました。

しのぶは、自分の体格から「鬼の頸を斬れない」唯一の鬼殺隊と自覚していました。

だからこそ、自らが武器となり、最終的に首を斬る隙を作るという完璧な作戦を計画したのです。

命を賭けた一撃が、童磨という最強の鬼を倒す流れをつくりました。

ユウ

弱点も強みに変えた、まさに柱の鏡ですね!

まとめ

今回は鬼滅の刃、童磨と胡蝶しのぶの戦いについて解説していきました!

  • 童磨が胡蝶しのぶを「食べずに吸収」したのは、時間の都合と体格の小ささが理由だった
  • 吸収という行動は、実は胡蝶しのぶの作戦通りだった
  • しのぶは1年以上かけて藤の花の毒を体に蓄積し、自らを取り込まれることで致命傷を与えた
  • この毒は致死量の70倍にもなり、童磨の体が再生できないほどの強さを持っていた
  • 最後はカナヲと伊之助の連携により、童磨の頸を断ち切ることに成功した

童磨の「吸収」という行動一つをとっても、これほどまでに深い伏線と感情が絡んでいるのが『鬼滅の刃』の魅力です。

2025年7月18日(金)公開の劇場版「鬼滅の刃-無限城編-」ではこの戦いが描かれます。

しのぶさんの戦いを心して見ましょう!

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